葡萄畑を見てきました!

愛知県江南短期大学 の相磯正芳教授に会いに行きました。
相磯教授はシニアソムリエでもあり 初代日本ソムリエ協会の東海支部長もされて
られた偉大なかたです。本当に親切で、雨の中 ブドウ畑で細かく説明していただきました。
仕立て方はギョエ・サンプル (Guyot Simple)でした。世界的に広く実施されてます。
ここでは一から畑をつくり支柱まで手作業で穴を掘り建て、肥料も的矢から取り寄せた牡蠣の殻を使い
葡萄を育てているそうです。
葡萄畑はきれいに剪定されてました。若葉が青々とし花穂がでてました。 芽かきの作業もされてました。来年の母枝を決め1枝に6から8個残すのだそうです。実に栄養がきちんと行き渡りぎゅっと詰まったワインができるとの事。 4種類の代表品種を育てているので品種により成長が違ってました。シャルドネがかなり早かったです。カベルネソーヴィニヨンは遅かったです。
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奥からソーヴィニヨンブラン シャルドネ メルロー カベルネソーヴィニヨンと
並んでます。
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教授が80センチ近くも手で彫った支柱 品種ごとに 記載されています。
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ソーヴィニヨンブラン 横にまっすぐ伸びた枝とてもいい状態です。
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シャルドネ とても成長が早いです。来年の母枝を決めて芽かきされてます。
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メルロー シャルドネより成長が遅いです。
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カベルネソーヴィニヨン  この枝は曲がっていて残念ですが 来年は大丈夫です。
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的矢から取り寄せた牡蠣の殻です。こちらも砕いて肥料にされてます。
あと 垣根の列の1番手前にバラの木が植えてありました。フランスの畑でも実際にこうしていて
観賞用でなくバラを植えることにより害虫や菌による害をブドウより先に発生するために葡萄に害の出る前に対処ができるそうです。これからの時期灰色カビ病が注意だそうです。 
見るものすべてが新鮮で 教授のお話もとても楽しく貴重な体験をさせていただきました。
カーブも見せていただきました。
先生の大事な日本にはないだろうという貴重なドイツワインも見せてもらいました。感激でした。
本当に貴重な体験をさせてもらいました。相磯教授ありがとうございました。またお邪魔させて頂きたいと思ってます。